晴れの日は、ケケケと笑おう
先日、エイデンイベントの下見のため、八瀬まで行った。
駅を降りると、緑のにおいが辺りをおおっている。
3日間ほど続いていた大雨のせいか、土のにおいも混じっている。
何度でも何度でも鼻で呼吸したくなる気分だ。
気持ちいい。
そして目にはあふれんばかりの緑、緑、緑。
折りしもその日は、下鴨神社と上賀茂神社両社のお祭である葵祭の
プレイベントである御蔭祭が、この近くの神社で行われていた。
じつは高野川と賀茂川が交わる間にある下鴨神社の神様は、
この八瀬駅近くの神社・御蔭神社に降りてきて、
そこから下鴨神社へと祭られているのだった。
この新緑の時期、いくつかの神社でお祭が行われているのは、
もっとも緑がいきいきとしているこの自然の力を称え、奉っているのではないか。
その力にあやかりたかったのではないだろうか、と思う。
お祭がある日は、行ってみる。
そこにはきっと大いなる自然があって、人は元気になって還ってこれるんだと思う。
また日常に戻ってこれるんだと思う。
ハレとケ。
日常を生き抜く気は、ハレのなかにあるように思う。