ガラクタを想像力に変える投げ銭市


今日はお店の前でやっていた「ガラクタを想像力に変える投げ銭市」に、
古書コショコショとして参加していた。


東北から被災されてきた人たちの集会ではもちろん震災について語り合ったのだけど、
ライブ(アンプラグド)をやっているときや、次の出演者さんが出るまでの間は、
みんなほとんど震災について話していた姿は見られなかった。


子どもやあかちゃん連れの人が多く、みんなきゃーきゃー走り回っていた。
みんな子どもらしかったし、あかちゃんらしかった。
それを見てやっぱ子どもの感受性っておもしろいなーと思った。
ライブを聴いているときは、やっぱ音楽ってええなーと思ったし、
ビールを飲んでいるときは、やっぱ外で昼間に酒飲むのはええなーとか思った。


今回のこの催しがなんで行われたかはみんな知っていた。
だけどあえてそのことについて話し合うことは特になくても、
みんななにが大事で、どういうことが好きで、どうしていきたいか、
このにぎやかな場から、それぞれがそれぞれに感じれたのだと思う。


愉しさからも、気づけるのだと思った。
にぎやかだからこそ、そうじゃない場所へと想像力ははばたくのだ。


コショコショさんの品揃え僕のツボです、と言ってくれた男の子がいた。
古本の売上は10%被災地へ送ることにしている。
きょうあなたが投じた投げ銭は、東北へと向けられている。
エールと弧を描いて。